研究発表の主なものに、

 

●『書論研究会』関東部会での研究発表(20169月)

白川静氏の「字統」私考

(ここでは、白川静氏の略歴を明らかにし、白川静氏が持たれなかった視点”古代文字を書すということ”について記した。別途資料 右手の形をさぐる)

https://www.dropbox.com/s/7iev6r7yviof3e0/IMG_20210227_0015_NEW.pdf?dl=0

 

2018年発行『書論』第44号書論編集室編189201頁(『書論研究会』の大会での論文研究発表)

『西周金文の抽出法試案』 ~不明瞭な西周金文、摹刻された文字の復元~

(ここでは、 金文の作字の問題点、その改善方法としての、西周金文抽出法を提唱した。続いて、抽出法の応用として、 不明瞭な西周金文や、後の時代に摹刻された文字の復元を行なった。 

https://www.dropbox.com/s/ux721erjqia5wik/IMG_20210227_0002_NEW.pdf?dl=0

 

下部は『白川静会』での安東麟の研究発表の資料である

●魔女関連の古代文字たち

(ここでは、安東麟は魔女に扮し、白川静氏の字説から読み解く、魔女の世界を語った。)

 https://www.dropbox.com/s/qf1rf87trwmqsal/IMG_20210227_0063_NEW.pdf?dl=0

 

●金文研究 ~『字統』金文例示探究からみえてきたもの~

(ここでは、新訂『字統』「生」の金文例示には3文字が添付されていることを皆で確認し、金文例示の採録書である『金文編』『古文字類編』『漢語古文字字形表』の3冊を添付して皆で確認。その上で、新訂『字統』金文例示1番目の「生」が金文ではなく、甲骨文であることを明らかにした)

https://www.dropbox.com/s/8unu3k6u0vm2j2g/IMG_20210227_0049_NEW.pdf?dl=0

 

●新訂『字統』普及版 『字統』の編集についての考察(2016.12.17

(ここでは、『字統』冒頭に掲載されている”『字統』の編集について”にスポットをあてて解き明かしていったものである。おそらく白川静氏が備忘のために、グループごとに分けていたものなのであろう。ここでの収穫は、「白」字であった。新訂『字統』の本文からは、一見「白」は人間のしゃれこうべと理解しがちではあるのだが、ここでは、獣屍にグルーピングされている。このことによって、獣の頭蓋骨の形でもあることを確認することが出来た。)

 https://www.dropbox.com/s/p5h3oacrp66wr1f/IMG_20210227_0092_NEW.pdf?dl=0

 

●そもそも『説文解字』って?(2020.2.15

(ここでは、『説文』の基礎知識を軽く読んだ後、『説文』の成立の背景として、許慎は五経博士が隷書によって字源を説いたことに対して対抗すべく書いたものであることを明らかにした。また、『中国書論大系』によって『説文解字叙』を提示し、許慎が権威に怒り、その発憤が纏める原動力になったことを確認した。出席した方から、『説文』は決して遠い存在でなく、『説文』を纏めた許慎もまた、熱き研究者であることが分かったと感想を頂戴した。)

https://www.dropbox.com/s/4h1psbnt7g3xfha/IMG_20210227_0053_NEW.pdf?dl=0

 

●西周金文は左右反転形多い?~数値化解析~獣・鳥・魚編(2019.2.16

(ここでは、『金文編』を使用して、獣や鳥、魚の頭がどちらを向いているか、右向き、左向きどちらが多いのかを探り、西周金文の標準〈スタンダード〉な形を理解した。出席者から、甲骨文と金文はしっかり分けて思考する必要性を感じたと感想を頂戴した。)

https://www.dropbox.com/s/vbblmm1hh1ue1j5/IMG_20210227_0055_NEW.pdf?dl=0

 

 

●『字統』普及版(1994年発行)→新訂『字統』普及版(2007年発行)どう変わった?№12019.6.29

(ここでは、古き『字統』と、『字統』の新訂版とを比較し、抜粋して提示していった。校正を経た『字統』の新訂版の方がより分かりやすく記述されていることを確認した。会場では10分程度の発表時間のため、★の部分のみ解説した。纏めたことにより、古き『字統』では、訓読み部分に、白川静氏による字源備忘録の文言と思われる文字が混入されていることを発見し、また、『字統』では17%(ア行のみ)も『説文』の記述がなかった。資料には、「ア行のみの探究のため、№1としたが、もはや限界」と記した。)

https://www.dropbox.com/s/n6kkkor376f7dae/IMG_20210227_0064_NEW.pdf?dl=0

 

 

 

白川静ファンの集まる勉強会において、

甲骨文が刻された、殷時代の説明をするために、

『史記』殷本紀によって、

紂王と妲己を登場させました。

紂王は生徒さん、妲己は安東です。