2021年11月6日に、

 

国語問題協議会の国語講演会にて

 

甲骨文・金文の魅力を発表させていただきました。

 

題名

 

『本字を知る樂しみ』~字源解説と古代文字の揮毫を終へて~

 

        甲骨文、金文、そして、白川静氏の『字統』について

 

 

 

内容は次の五つでした。

 

❶ 篆書以前(先秦)の文字の流れ

❷ 甲骨文・金文を味わう

❸ 漫画『本字を知る樂しみ』一〇〇文字の字源説明と揮毫について

❹ 取り組み 『字統』甲骨文・金文例示徹底考察 

❺ 甲骨文・金文の可視化に挑む

 

 

 

小さなホワイトボードしかなく、

 

壁の後ろには、大きな、大きな黒板があるので、

すべてのパネルを貼りつつ、説明しては取っていこうと思っていたら・・・

 

黒板が、黒い板、そうです、ただの木だったのです。

古い黒板は、磁石に対応していなかったのでありました。

 

冷や汗‼

 

せっかく塗りたくった化粧はすべて剥がれ落ち、

シルクの服は、脇汗・・・

 

こうして、黒板ではなく、木に直接貼れるパネルだけを貼っていったという顛末でした。

 

アナログで紙やパネルで紹介するの、もう止めようかしらん・・・。

 

冷や汗のドタバタは、安東麟ブログに記述いたしました。

https://ameblo.jp/andorin/

 

 

下部に貼りましたのは、

 

ホワイトボードにて、

 

偏旁が統一される以前の文字は魅力的として、

 

「好」字は、篆書にて女偏と子となったが、先秦では、

 

その女(母)は、子の方を向いて、子を愛好する姿であることを、拓本から御覧頂いた一瞬でございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白川静ファンの集まる勉強会において、

甲骨文が刻された、殷時代の説明をするために、

『史記』殷本紀によって、

紂王と妲己を登場させました。

紂王は生徒さん、妲己は安東です。